Un mythe de Setsu
さて、アサヒグラフでセツの特集が組まれました。題して「セツ神話」…確かに。巻頭はセツ先生のファッションショー。大原の合評の日に撮影された写真は、午後部の生徒がみんな映っていて、いい思い出になりました。
étude class
4級の本科が終了すると研究科に進級です。
研究科生は自分の望む学科を自分で選択して自由に出席できます。本科のように出席はとりませんからサボルのも自由ですが、本科より余計に出席しても決してモグリ授業とは見なされません。
------------------ 入学案内書より
というのが研究科です。本科も出席をとっていた憶えはありませんが、みなさんあまりデッサンの授業には来なくなってきます。
研究科には「セツ・ゲリラ」という制度(?)があってそちらでタブロー制作をして個展やグループ展などの活動をしたり、チョイス展などの賞に応募したり、持ち込みにはげんだりするようになります。
誰の発案だったのか憶えていませんが、水餃子をつくりました。朝から餃子をせっせと作って、できたのでセツ先生に試食してもらいに。あつあつのを何度か吹いて…それでも口からポロリ、もいちど吹いて…ポロリ。猫舌でした。
ウン、おいしいよー
先生、「A」ですか?
ウン、「A!」
…おいおい。
セツの卒業式では毎回かならず、セツ先生がおもちを作って「からみもち」や「あんころもち」となってふるまわれます。それから大きなフルーツ・ポンチ。卒業証書を全員に渡し終えたところでワインで乾杯。みんなで朝から用意したおつまみをつまみながらロビーや中庭で歓談です。いい天気でした。
Discour
今日はものすごくいい天気で、今年一番の秋晴れだよ。こんな日に卒業式がやれて、君たちはきっとツイてるんだと思います。
とにかくココで君たちは、なんとかかんとか絵を描いて過ごしましたけれども、これは君たちの一生を…かならず、ナンか、一種のね、刺青(いれずみ)みたいに、もう2度と剥がれない刺青みたいになって、君たちの一生を彩ることになるんだよ。
さあ、それがどんなふうな一生になるのか、これから楽しみにして私は、見ています。